演題
エベレストの麓に生きる人びと―シェルパとヒマラヤ観光の現在
内容
ネパール東部の高山地域に住むシェルパ族の人びとは、エベレスト登山の手助けをするガイドとしてその名を知られています。ところが彼らの日常生活を目にする機会は、さほど多くありません。本講演では、農業や高地に住むウシの仲間ヤクの世話に精を出し、トレッキング・ガイドやロッジの主人として外国人をもてなし、登山のトレーニングに励むシェルパの村の日々の暮らしを紹介しながら、グローバルな観光がヒマラヤの山村に及ぼす影響について考えます。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。
講師
古川 不可知
(国立民族学博物館機関研究員)
日時
2019年9月7日(土)
13時30分~14時40分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(当日先着順)
備考
■友の会会員:無料、一般:500円