演題
「陽気な墓」をとおして考える生と死
内容
ルーマニアのマラムレシュ地方には「陽気な墓」と呼ばれる墓地があります。色とりどりの墓標が並ぶ姿は墓地の陰気なイメージを払拭します。しかし、死が陽気なものであるはずがありません。あえて陽気な墓標で死者を想起しているのはなぜでしょうか。生はつかの間の受苦であり、死は永遠の休息だからでしょうか。人により、民族により、時代により死の表象は異なります。しばし、死への想いを抱いて西欧文化を旅してみましょう。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます(40分)。
講師
新免 光比呂(国立民族学博物館准教授)
日時
2019年6月1日(土)13時30分~14時40分
場所
国立民族学博物館2階 第5セミナー室
定員
96名(当日先着順)
備考
■友の会会員:無料、一般:500円