演題
世界の楽器を探る
内容
ヨーロッパに限らない世界の音楽の研究は、19世紀末に始まりました。それから半世紀以上のあいだ、楽器は民族音楽学研究の主要な研究テーマのひとつでした。オランダ人研究者ヤープ・クンストは、1955年に、民族音楽学の研究対象は伝統的な音楽と楽器であると述べています。楽器の分類と系統の解明を大きな課題としてきた楽器研究は、何を明らかにし、現在にどのように引き継がれているのでしょうか。楽器研究の歩みをたどってみます。
※講演会終了後、国立音楽大学楽器学資料館の見学会と映像鑑賞会を交代制でおこないます(40分)。
講師
福岡 正太(国立民族学博物館准教授)
日時
2019年9月14日(土)
13時30分~14時40分
場所
国立音楽大学7号館2階多目的室
(東京都立川市柏町5-5-1)
定員
60名(申込先着順)
備考
■友の会:無料、一般:500円