第118回 2017/05/13 13:30〜14:40
演  題: 【第89回民族学研修の旅関連】 
モンゴル高原における遊牧民の遺産 
講  師: 小長谷 有紀(国立民族学博物館教授、人間文化研究機構理事)
内  容: モンゴル高原では古来、匈奴・鮮卑・突厥など、様々な民族が主役の座を交代しながら、遊牧文明が維持されてきました。遊牧とは、乾燥した気候にあわせて動物を多角的に利用する生活であり、移動によって随時、自然や社会の変化に対応する柔軟性を備えています。モンゴル遊牧民は、そうした生活の知恵や移動精神を、現在に受け継ぐ人びとです。馬に乗って草原を駆け、平和構築に励んだ遊牧民の暮らしを、各地に遺る史跡を手がかりに考えます。